現実
[全落ち]
怖い言葉ですね。しかし、この仕事、家庭教師をしているとよくある事なのです。
模擬テストではA判定、お教室でも運動、ペーパー共にトップ。
しかし、残念な結果になることはあるのです。
小学校受験はみずもの。よく聞く言葉ですよね。
その時のお子さんの健康状態。試験の時の両隣のお子さんとの関係。
得意では無いテスト内容。試験を担当なさっている先生との相性。
いくら完璧に準備をしても叶わないものがあるということです。
どこに願書を出すか?3パターン
⑴ 1校、2校に絞って国立も滑り止め校も受験しない。
⑵ 10月に練習のために比較的合格可能な私学を受験。10月に合格を頂いてから11月頭に本命校を受験。日にちが空いていたらとりあえず受けられる私学を受けられるだけ受験して、国立も受ける。
⑶ 公立以外ならばどこでも良いので片っ端から受験をする。
一番多いパターンは⑵です。
全く準備していなかった学校に(私学トップクラスの難関校)さっと合格なさったご家族も見てきました。
我が家の場合
第一希望の私学に合格を頂きましたが、ほとんど記念受験で受けた小学校にご縁を頂き、そちらへ行きました。
進学先の変更には、迷いはなく本人も「試験がとても楽しくて、帰りたくなかった。」と申しておりました。
本当に小学校受験はみずもの。よく分からないことが起こります。
全落ちでも良い
全落ちでも準備してきた知識は無駄にはなりません。
小学校1年生の算数は簡単に思える程の知識が身についています。
「全部落ちしたけれど、清々しい気持ちです。」と仰っていたお母様もいらっしゃいました。
小学校受験はゴールではありません。単なる通過点なのです。
考えておきましょう
全落ちした際には近くの公立小学校に通わせるのか?
公立の中でも中学受験をする生徒が多い公立校に越境させるのか?
インタナショナルスクールに行かせるのか?
少しご家族で話しあっておきましょう。
我が家にはボードゲームがいくつかありました。オセロのルール覚えるまで少し時間が掛かりましたが良い事づくめでした。
ルールを知る。
負けを知る。
最後までやり遂げる力を鍛える。
雨の日にはご家族でボードゲームオススメです。