誰のための受験なのか?
私は小学校受験の家庭教師を20年以上させて頂いています。
希望校を決める際に、よく耳にする、お母様の言葉があります。
お母様:「噂を聞くと、ブランドバックに高級ランチ。保護者が卒業生ばかりで他大学卒業の保護者は疎外感が辛いらしい。
だから、この学校は受けさせるのをやめます。雰囲気に私、馴染めないと思います。」
よく分かります。怖いですよね。
保護者会の度に辛い思いをするのかと思うと受験校を変更したくなりますよね。
でも、誰のための受験でしょうか?
毎日毎日、保護者会やランチは無いのですよ。
噂は本当かもしれません
「噂は噂で本当かどうか分かりませんよ。信じなくて良いです。」と言いたいところです。
が、
「本当かもしれませんね。」
と、言うしかないですね。噂ですから。
しかし、「だから、なんなのでしょうか?」
その様な噂で諦められる程度のお気持ちだったのでしょうか?
疎外感
公立の小学校にお子さんを通わせてみて初めて分かります。
大変裕福なご家庭は公立の小学校にも多くいらっしゃいます。
また、確かに、私学には、小学校からの同級生ですという保護者さん達も複数名いらっしゃいます。
長いお付き合いで御自身たちの子供がまた同じ私学の同級生になるといった奇跡は素晴らしいですよね。
疎外感を感じるのは親であって、通っている子供には大きな影響はないです。
親同士のお付き合いも深くお付き合いをしなくても大丈夫です。
担任の先生から「お母様方の会食は禁止です。」とご注意を受けたクラスもありました。
怖がらなくても良い事です。
軸をしっかりと固定しましょう
学校のカリキュラム、教育方針、宗教、何が一番大切な事なのか。
お子さんが通われるのです。
軸がぶれない様に今一度、受験校をしっかりと選びましょう。